「スコーピオンMGL」新スプールを積んだバーサタイルモデル!! 比較
ベイトリールを選んでいて、スコーピオンMGLに引かれたので詳しく調べてみました。
村田元さんが手がけているスコーピオン、ワールドシャウラから、2019年スコーピオンシリーズから新製品「スコーピオンMGL」が販売されました。
なんていっても、村田さんの釣り方は軽いルアーを主に使うのではなく重たいルアーでガッツリと釣るスタイルなので、絶対的に強いベイトリールが出来上がるわけです。
その「スコーピオンMGL」を詳しく見ていきましょう。また旧スコーピオンとの比較もありますので、購入を検討されている方は参考にどうぞ。
それではどうぞ。。
スコーピオンシリーズ
昔から、愛されてきたスコーピオンシリーズ(ベイトリール)
私が知っているリールでは、「スコーピオンXT 1001」「16スコーピオン」「スコーピオンBFS」現在、新製品「スコーピオンMGL」の4つ。
バーサタイルモデルを性能よし値段安いで探してみると「スコーピオン」が出てくるのは、間違いない。
16スコーピオンが出てからは、軽いルアーを扱えるリールとなっていたが今回の「スコーピオンMGL」は強さを求めたモデルとなっている。
スコーピオンMGL デザイン
「スコーピオンXT1001」に似た外見をした「スコーピオンMGL」
メカニカルブレーキの「サソリ」の模様が特徴的である。
スコーピオンMGLは、16スコーピオンとは似ても似つかないデザインとなっている。
16スコーピオン
おそらく、スコーピオンMGLを監修した人の違いだと思う。ワールドシャウラを見ていただいたらわかるように、すべて赤色で統一がされている。
デザイン性では、あまり良くないという声もあるが、実物で持った時はものすごくカッコよき赤色となっている。
注目ポイント
マグナムライトスプーの搭載
スコーピオンシリーズにも新スプール「第二世代マグナムライトスプール」をつけちゃいました。
まず「MGL(マグナムライトスプール)」とは?
MGL(マグナムライトスプール)
スプールに軽量化のために、穴を開けることによってスプールの立ち上がりを向上させた。
簡単に言えばこういうこと。
スプールが軽くなるおかげで、飛距離の向上とルアーの幅がものすごく広くなる。今回搭載されている「第二世代マグナムライトスプール」は「初代マグナムライトスプール」に比べて、回転に掛かる力を10%ダウンに成功。
これにより、従来より飛距離が向上する。
コストパフォーマンに優れている。
スコーピオンMGLの搭載技術を見てほしい。
- マイクロモジュールギア
- Xship
- ハガネボディ
- NEWマグナムライトスプール
- S3D スプール
- CI4+
- SVSブレーキ
- SA-RB
- スパーフリースプール
注目できるところが、「マイクロモジュールギア」「マグナムライトスプ―ル」「CI4+」の3つである。
簡単に説明すると。。
マイクロモジュールギア
ギアをマイクロ状に細かく切れ込みを入れることで、飛躍的に巻き心地が向上。
マグナムライトスプール
スプールに穴を無数に入れることで、軽量化され飛距離が向上。
CI4+
軽さはもちろん剛性もよい、すぐれたカーボン素材。
と、これは上級機種に主に使われており2万後半~6万円ベイトリールに使われているシマノの技術たちである。
それを希望小売価格では27,000円で販売。
アマゾンでは、18000円前後で購入できる。
スコーピオンMGL 150 右、 151 左
スコーピオンMGL 150HG 右、 151HG 左
スコーピオンMGL 150XG 右、 151XG 左
比較(16スコーピオンとの比較)
製品名 | 19スコーピオンMGL | 16スコーピオン |
---|---|---|
マイクロモジュールギア | 〇 | ✖ |
X-SHIP | 〇 | 〇 |
ハガネボディ | 〇 | 〇 |
マグナムライトスプール | 〇 | ✖ |
S3Dスプール | 〇 | 〇 |
CI4+ | 〇 | ✖ |
SVS | 〇 | 〇 |
S AーRB | 〇 | 〇 |
スーパーフリースプール | 〇 | 〇 |
希望小売価格 | 27,000円 | 27,000円 |
見てわかるように、注目ポイントで述べた3つの技術の追加されている。
追加されたのにも関わるず、メーカー小売り価格が変わらない点でかなりのコストパフォーマンスに優れている事がわかります。
スペック表
品番 | ギア比 | 最大ドラグ力(KG) | 自重 | スプール寸法 | ナイロン糸巻量 | 最大巻き取り長 | ハンドル長 | ベアリング数 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
150 RGHT | 6.2 | 5.5 | 210g | 34/25 | 12-130 、14-110、16-100 | 66㎝ | 42 | 7/1 | 27,000円 |
151 LEHT | 6.2 | 5.5 | 210g | 34/25 | 12-130 、14-110、16-100 | 66㎝ | 42 | 7/1 | 27,000円 |
150HG RGHT | 7.4 | 5.5 | 210g | 34/25 | 12-130 、14-110、16-100 | 79㎝ | 42 | 7/1 | 27,000円 |
151HG LFHT | 7.4 | 5.5 | 210g | 34/25 | 12-130 、14-110、16-100 | 79㎝ | 42 | 7/1 | 27,000円 |
150XG RIGHT | 8.5 | 5.5 | 215g | 34/25 | 12-130 、14-110、16-100 | 91㎝ | 42 | 7/1 | 27,000円 |
151XG LEFT | 8.5 | 5.5 | 215g | 34/25 | 12-130 、14-110、16-100 | 91㎝ | 42 | 7/1 |
27,000円 |
まとめ
入門モデルでもありベテランモデルでもあるベイトリール。
価格帯が、始めた人にも簡単に手が出せるモデルでもあり、いっさいの技術の妥協していないところも魅力的である。
スコーピオンシリーズは、かなりのコストパフォーマンスに優れており初めの一台にもお勧めしたいリールです。
またスコーピオンMGLにも魅力がありますが、またロッドにもまた魅力があります。またその徹底解析記事をあげたいと思います。